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UMU-191M Mark3 JAZZ Audio Fan's Only 
ハセヒロオーディオ公式デモ動画①
YouTubeに掲載しました

ハセヒロオーディオがジャズファンのために作ったジャズ専用のバックロードホーンスピーカーです。ジャズ&オーディオ評論家・寺島靖国先生が「他のスピーカーからは聴いたこともない非常にシャープな音。全然ボコつかない。ボーカル絶品の生々しさ。ハイハットの音までハッキリ聴こえる。これぞジャズを聴くためのスピーカーだと断言できる」と高く評価され、ご購入いただきました。更に自ら主宰されている寺島レコードの人気シリーズのタイトルにちなんでご命名まで戴きました。

音源については、新潟市のジャズライヴバー「ジャズフラッシュ」様から発売されているジョン・コルトレーン没後50年記念ライヴ盤を使用しました。
ステレオワンポイントマイクによる自然な録音が特徴で、当社のスピーカーの魅力を余すことなく伝えます。
ジョン・コルトレーン作曲「A Love Supreme(至上の愛)」の「追及」を、新潟のベテランミュージシャン達がアレンジして演奏しています。
森下コルトレーンバンド
・テナーサックス:森下 清
・グランドピアノ:篠田 道朗
・ウッドベース:文河 潤
・ドラムス:ジョージ・エドワーズ
録音:2017年9月23日 ジャズフラッシュ
CD:ジャズフラッシュレーベル UHQCD JF-002
CD購入はコチラへ↓

[2022年4月13日]

新型コロナと国際情勢の影響で、ありとあらゆるものが値上げになっていますが、

当社の仕入れ業者からも値上げのFAXが連日送られてきます。

MDF材をはじめ、鉄、鋳物、ネジ。段ボールやポリ袋などの梱包資材、印刷物、塗装、メッキなど、

5月中にほぼ全ての生産資材が値上げされます。

そんな状況なので、心苦しいですが弊社もスピーカーの価格改正を行わなければならなくなってしまいました。

MM自作キットはもうしばらくの間、据え置きさせて頂きますが

UMU-191M Mark3やUMU-131XSなどの完成品スピーカーは、塗装の値上げもあるので近日中に価格改正をお願いさせていただきます。何卒ご了承ください。

2021年8月、新潟県三条市のイベント「工場の祭典」の企画で、長谷弘工業への取材がありました。
その中で、最新作「UMU-191M MARK3」がYouTube動画にて初公開されています。
19分頃から最新モデルの紹介が始まり、音が流れます。お楽しみください。
↓【下の画像をタップ】↓
2018.04.20(金)
ひと組のお客さんのうちのおひとりにスピーカーの出自をたずねられたので、三条のハセヒロオーディオで作ってもらった旨を伝えると、

「これがハセヒロのバックロードホーンなのか!」と驚かれ、わたしも驚いた。

その方は4月に異動されてきて数回来ていただいているが、

「この小さいスピーカーだけで何で大きなスピーカーでなっているような音になるのか」

と疑問だったという。

しばし大音量での試聴会となる。

【本日の数枚】
I Got It Bad And That Aint Good/Rob Madna
After Hours/Jeanne Lee & Mal Waldron
Candy/Lee Morgan
Impressions/John Coltrane
In Paris/Bud Powell
↓  楽屋様ホームページ ↓

これほどの音とは想像しなかった。雰囲気がある。男が演奏しているというのが良く解る。

これは売れると思う。だけどUMU-191Mには、あまり有名になって欲しくない。ミステリアスなイメージのままがいい
ハセヒロオーディオ ホームページ記事全文
http://www.hasehiro.co.jp/?p=2804
本日、UMU-191Mネオジム付を開封・セッティングして音出しをしました。
それにしても、この音には驚きました。

私の好きな古い録音のジャズはライブを凌駕する鳴り方と思いました。

ジャズの定番ナンバーを一通り聞きましたが、

特にナット・キング・コールの「プリテンド」は実に素晴らしいの一言でした。

そして、たぶんこれも相性良く鳴るんじゃないかと思って聞いた

井上陽水のCD ”Blue Selection”も凄く鮮烈な鳴り方でした。


コーン紙の腰が強く、マグネットが超強力なこのフルレンジユニットは、音が前に飛び出すだけでなく、位相特性が良いのではないかと推察しています。

また、このユニットに最適な長谷弘バックロードホーンエンクロージャのおかげで

引き締まった低音が素晴らしいです。ウッドベースのニュアンスが大変リアルに聞こえます。バスレフエンクロージャの緩い低音とは大違いです。

素晴らしいスピーカに出会えたこの幸運に感謝しているところです。また再びオーディオの楽しみが増えました。
私はフェライトの方は聞いていませんが、ネオジムの方も売り出されたら凄い人気になるかも知れませんよ。
取り急ぎ御礼とともにご報告致します。
本日、試聴にて感じたことをレポートします。本日は様々なトライをしてみました。

単体でのポテンシャル確認。レンジ拡大による可能性の追求。

3台のアンプと2種類のケーブルを試したが、

違いに驚くほど敏感に反応する。基本能力は高い!

エンクロージャーは重量があり、

余計な響きが抑えられており、ユニットとのマッチングは考え抜かれたものだと感じる。


評判どうり中高域にエネルギーが集中しており、BFらしい抜けの良い低域が特徴の製品である。

ユニットのコーン紙は張りがありとても軽く、これが

全体的に明瞭な音を実現している

と推測される。

女性ボーカルは声が若々しく明るく実に魅力的である。息づかいが生々しい。


ピアノはタッチが明瞭。

しかしボディ感を含めた倍音は少なめ、したがって山本剛のミスティの様な

ダイレクトな録音には立ち上がりが早く威力を発揮する。


ビブラフォンは最も得意な楽器かも知れない。アタックと音の質感(芯)がとても実在感がある。


ブラスは突き抜ける!音には躍動感があり楽しい。

時に高音はキツくなる傾向はあるが、エージングで解決するのではないか?
長谷弘さんのスピーカーは数台購入して楽しんでおりますが、最後のスピーカーとしてUMU-191Mをオーダーしました。
開封して一番に美空ひばりを聴きました。
最初音が硬くて「あれっ」と思いましたが、4曲目から音がガラッと変わってきてどんどん素晴らしい音になってきました。
購入後、一カ月ほど経っても毎日毎日音が変わってきています。

オーディオニルバーナの解像度がものすごいです。

真空管アンプもCDPも新品なので、どれのエージング効果か判りませんが、とにかく毎日音が変わります。

SACDで聴く美空ひばりは涙物です。

オーディオが趣味で良かった。おかげで毎日楽しく過ごしています。

ジャズ専用と言うだけあって確かに歯切れ良く個性的でダイナミックなエッジの効いた音という感じです。


少し音量を絞ると昔聴いたL E8Tのような感じもします。
どちらかと言えば大編成のバンド向きというより小編成のトリオ、カルテットなどが得意なのでしょうか。
ありきたりのスイングなど聴いておりますが、結構楽しめます。

津軽三味線のようなパルシブなアタック音にも結構耐えて歯切れ良く演奏してくれます。

↓ ハセヒロオーディオ ホームページ記事全文 ↓

UMU-191M Mark2のファーストレビューです。

前略
さて,1月8日に待ちに待ったMark2が届いてから1カ月が過ぎました。この間,毎日エージングしてきたので、もう十分かと思い,試聴後の感想を報告します。
これまで同様,メールを送信しようと思いましたが,手紙でていねいにお伝えすることにしました。
先ず,外観です。

こげ茶色のエンクロージャーに真っ白のAudio Nirvana Super8WRがとてもきれいで,Mark2を含めて10ペア設置しているスピーカーの中でも特に目立ち,抜群の存在感です。

次に音質についてです。
加齢による難聴気味の私の耳ではたよりないので,近くに住む楽器演奏経験のある耳のいい娘とともにMark2以外の9ペアスピーカーと比較視聴した感想です。

Mark2の音は濁りがなく澄んでいて鮮明です。迫力があります。目の前で演奏しているような臨場感が最高です。「生きた音,生きのいい音,躍動する生々しい音」

ずばりこのような表現でMark2のよさを表現することができます。

寺島靖国氏が「すごくシャープな音 ここ10年間聴いたことのない音」と絶賛しているとおりです。

これまでオーディオ評論家による評価を基にして多くのスピーカーを購入してきたことの無意味さを痛切に感じています。

これまで私は一体何をしてきたのかとの後悔の念を禁じ得ません。

比較視聴したスピーカーの中では,ヤマハの名機NS-1000MがMark2とよく似た音色で鳴りますが,高音のキレというか鮮明さ歯切れの良さは圧倒的にMark2の勝ちです。
ただベースの低音に限れば、ややヤマハに軍配が上がりますが,その勝ちはMark2の中高音の素晴らしさを凌駕するほどではありません。

Mark2の,ドラムの音は寺島靖国氏が絶賛するとおり抜群です。

バスドラもシンバルもスネアもタムもハイハットも,すべてはっきり聴こえ、かつ迫力ある響きで圧倒されます。特に音楽によっては他のスピーカーではまったく聞こえないハイハットの音がはっきりと聞こえるではないですか。言葉で言い表せないほど感激・感動しました。まさに,「目からうろこが落ちる」ならぬ「耳から耳栓が取れる」です。

ドラムの音については,これまでヤマハで楽しんできましたが,Mark2と聴き比べると、あまりに違いが鮮明で驚いています。圧倒的にMark2の勝ちです。
寺島靖国氏が音のいい曲を集めて編集したCDと,寺島氏が自筆の著書で絶賛している音のいい曲を私がオリジナル編集したCDを加えると30枚以上ありますが,このところずっとMark2でこれらのCDを聴いています。大満足です。

何と言っても,Mark2は,目の前で演奏しているような臨場感が際立っています。
ジャズを聴く醍醐味は,この生演奏を聴いているのではないかと錯覚しそうな迫力を堪能することだと思います。この点,Mark2は最高です。
まさにジャズ専用スピーカーだと実感しました。

エージングの期間,ドラムが活躍する曲を選んで聴いてしまいました。

次に,ジャズ演奏ではピアノが欠かせませんが,Mark2のピアノの音色はとても澄んでいて濁りのないビャアーな音でほれぼれします。
特に高音は時として突き刺さるような激しい音色になることがあり、迫力満点です。
自宅に娘が幼少のころから愛用していたグランドピアノがあり,成人になってからも実家に帰ってきた時にはジャズを好んで弾いています。
私は,このピアノの大きいふたを開けて弾く音に聴きなれていますが,

Mark2のピアノの音色はまさにこのグランドピアノの音色そのもので,目の前でこのピアノが鳴っているようです。

特に,高音箇所の鍵盤を激しくたたいて出る音は迫力満点でジャズピアノの醍醐味を堪能します。
ケニー・ドリューの「煙が目にしみる」や「ミスティ」など最高です。
あまりにピアノの音色が素晴らしいので,ピアノ演奏で有名な曲をオリジナル編集して集めました。
ピアノの音色についてはヤマハのNS-1000Mに定評がありますが,明らかにMark2の方が優れています。
Mark2のセールスポイントに,ドラムとともにピアノの音色のすばらしさを加えればいいと思います。
次に,私はサックスフォーンの音色が大好きで,とりわけ,デクスター・ゴードンやズート・シムズやバルネ・ウィラン,エディ・ヒギンズ,渡辺貞夫などの演奏曲を愛聴していますが、

Mark2のサックスフォーンの音色はうっとりするほどきれいで大満足しています。
また,曲によっては鋭くキレのいい高音が響く箇所があり,聴き応えがあります。

ベースなどの低音も,十分,出ています。
しかし,設置しているJBLのトールボーイ型スピーカーと比べるとやや劣ります。JBLのスピーカーは200mm径ウーファーを2つ組み込んだ3Wayですから,低音がよく出て当然です。
常にはMark2だけを鳴らしていますが,特に,低音が強調された曲を聴く時には,Mark2とともにこのJBLのスピーカーも一緒に鳴らしています。
この聴き方で何も不満はありません。
勿論,Mark2の高音と中音に満足しながら聴きます。

ヴォーカルもいいです。

特に,ジュリー・ロンドンやダイアナ・クラールなど外国人女性ジャズシンガーの甘い声にしびれます。

寺島靖国氏が絶賛していることを実感しました。

日本人ジャズシンガー平賀マリカの歌声もこのMark2にぴったりです。
シャンソンの歌手,エディット・ピアフやジュリエット・グレコの歌声も映えます。
その他の日本人歌手の歌謡曲もいいです。
美空ひばりや都はるみ,高橋真梨子,坂本冬美,秋元順子,中島みゆきなどが好みですが,Mark2が届いてから,これまで以上に邦楽歌唱も楽しむようになりました。
このように評判通りのスピーカーでした。
いい買い物をしたと大満足しています。

これまで随分たくさんのスピーカーを購入しましたが,随分遠回りしたような気持ちになっています。

娘は「いいスピーカーを探している人がいたら,迷わずこのMark2を勧める。」と言っています。
辛口になりますが,手持ちのJBLトールボーイ型スピーカーと同じぐらいベースの低音が出れば,もう完璧です。
しばらくあまり聴かなかったビートルズの名曲もまたMark2で聴き始めようと思っています。
それでは同封されていたパンフレットにあるように,「今後も世界最高音質の(バックロードホーン)スピーカーを目指して」,多くのオーディオファン,特にジャズを愛するオーディオファンを楽しませてください。
注文から製品到着までの期間,わくわくしながら50日間,待ちに待った日々は忘れられません。
本当に素晴らしいスピーカーです。ありがとうございました。
末筆ながら,貴社ハセヒロオーディオの益々の隆盛を陰ながら応援しつつ,Mark2エージング試聴後の報告といたします。

↓ 記事全文はこちら ↓
2017年からUMU-191Mを看板スピーカーとしてご愛用してくださっている新潟県村上市、村上駅前の音楽バー「楽屋」様が、開店21年目の2021年、新潟県上越市のオーディオメーカー「アムレック」の最上位アンプ「AL-602H」を導入されました。
それにより、UMU-191Mが更にリアルで迫力のあるサウンドを奏でられるようになりました。

楽屋様ホームページより抜粋
2021/02/12(金)
今ではすっかり定着した楽屋のスピーカー、三条のハセヒロ・オーディオ「Jazz Audio Fan's Only (UMU-191M)」。
紹介してくれたミムさんが、今回は上越のオーディオメーカー、アムレックの最新型アンプ(AL-602H)を試聴用に持ってきてくれた。CDプレーヤーにつないで聴かせてもらうと、

音がさらに生々しくなって飛び出した。ボーカリストの息づかいまで聴き取れる。

弁当箱くらいの小さなアンプでこれほど音が変わるとは。
【本日の数枚】
Now He Sings, Now He Sobs/Chick Corea
Return To Forever/Chick Corea
After Hours/Jeanne Lee 
Black/浅川マキ
The Nightfly/Donald Fagen
Peace Beyond Passion/Meshell Ndegeocello
Motion/Lee Konitz
Cleopatra's Dream/Kenny Drew
I Got It And That Ain't Good/Rob Madna
Paris Blues/Gil Evans & Steve Lacy
Getz/Gilberto+50

2021/02/16(火)
先日アムレックのアンプ(AL-602H)でCDの音がさらに生々しくなり驚いたところだが、今回はフォノイコライザーを通してレコードの音もアムレックのアンプで聴かせていただくことになった。結果、レコードの音もまたやはり素晴らしい変化を遂げた。

とくにベースの音が良い。ドラムのシンバルもよりリアルになった。ジャズやソウル、ロックなどさまざまなレコードをとっかえひっかえ聴いてみたが、もっとも「おーっ!」となったのは、スティーリー・ダンの「ガウチョ」だった。

ドナルド・フェイゲンのこだわりがさらに前面にあらわれたようだ。音の質がいい盤ほど、より生々しく再生されるのかもしれない。今まで愛用してきたアキュフェーズのアンプには申し訳ないが少しお休みしてもらって、しばらくこの小さくて強力なアムレックのアンプで音楽を楽しませていただきたいと思う。ミムさん、本当にありがとうございます。

2021/02/18(木)
(アムレックのアンプと、ハセヒロオーディオのスピーカーに)

クイーンのリクエストあり。

わたしも期待しながら「Jazz」のA面からかけると、フレディ・マーキュリーのボーカルがよりリアルになって飛び出した。


クイーンのライブを武道館で観ているおふみさんより、

「武道館の音より良い!」、「死んだ人が歌ってるとは思えない」

という独特の表現をまじえながら、おふみさんは楽屋の新しい音を楽しんでくれたようだった。
【本日の数枚】
Got A Good Thing Goin'/Big John Patton
Jazz/Queen
A Night At The Opera/Queen
Single Collection/浅川マキ
Live In Chicago/King Crimson
↓楽屋様ホームページ↓
新潟県村上市のミュージックバー。
2000年8月開店。
レコードが約1000枚、CDが約500枚。ジャズ音源が80%
新潟県村上市田端町10-22 JR村上駅前の瀬波タクシービル2階。
TEL:0254-53-1078。
営業時間18:00~24:00。
定休日:毎週火曜日・第一水曜日